裏ワザを使えば借金を減らすことができるって本当?

借金の返済で困っている人の中には、借金の額を減らせる裏技があると聞いたことがある人もいるかもしれません。実際にそのような方法はあるのでしょうか。もしその裏ワザを使用したとして、本当に借金の減額ができるのか、またリスクはないのかについて詳しく解説していきます。

裏ワザを使用するかどうかは最後まで読んでからじっくりと検討してみてください。

無利息キャンペーンを利用して借入をする

借金が膨れ上がる理由の一つに利息があります。利息は銀行系カードローンであれば14%前後の金利になりますし、消費者金融であれば最大20%までの金利が適用されるでしょう。利用する業者によって、金利は異なっていますので金利が安い場所で借入するという人が多いのではないでしょうか。

金利が安い分、限度額が低く設定されていることもありますので、自分のニーズによって利用する業者を選びましょう。また、消費者金融などでも初回限定ではありますが、30日間無利息キャンペーンというものを実施している場所があります。

これは、30日間以内に返済すれば、利息が一切かからないというシステムです。もちろん、1日でも過ぎてしまえば利息が発生してしまうのでその点には注意が必要ですが、このキャンペーンを利用することで、今ある借金の返済に充てるという方法があります。

無利息のうちに返済できる予定があるのであれば、このキャンペーンはかなりお得なものですが、万が一でも返済できない可能性があるのであれば相当ハイリスクであるとも言えます。無利息キャンペーンが行われている業者で借入して、その返済をまた無利息キャンペーンが行われている業者で借入したものを返済に充てるといった状態になってしまうと、気づかないうちに借金が膨れ上がってしまう可能性がありますので、その点には注意して利用してください。

おまとめローンを利用する

借金の減額に役立ってくれる裏ワザと言えば、おまとめローンです。複数の業者から借入している場合、一社に絞って借換を行うという方法なのです。複数の業者からの借入となると、それぞれの業者によって金利がバラバラに設定されていますので、その金利を一社に絞ることで利息分を減額することが可能というものです。

ただし、これは年収的に高い人限定の方法と言えるかもしれません。複数から借入している人はすでに多重債務者である可能性が高い為、返済できるかどうかもわからない人の為に借金をまとめるというのは相当リスクが高い行為です。

その為、審査は通常よりも厳しめであることが考えられます。実際におまとめローンを利用して、借金の減額に成功した人もいるでしょうが、その反面また借入をしてしまうという悪循環に陥ってしまうケースもあるようです。

おまとめローンは、借金を一本化することができることから身軽になったと勘違いしてしまう人がいるのも事実なのです。昨今ではおまとめローンと題した詐欺も発生していますので、「借金の減額が期待できる」などの言葉に騙されないように注意しましょう。

債務整理を検討する

債務整理というのは自己破産や任意整理など、借金に関する法律を利用して現状を変えることが期待できるシステムです。通常、弁護士に依頼をし、どの方法で解決していくのかを相談しながら決めていきます。昨今では過払い金請求という言葉がメディアでも取り上げられることが増えましたが、これも債務整理の一つです。

過払い金というのは、払い過ぎてしまった利息を返金してもらう制度のことです。昔は金利に関しての法律が今よりも緩かった為、高い金利でのやりとりがありました。法改正に伴い、必要以上にもらった利息を返金してもらえることになったのです。

本来100万円の借入であっても、気づいたら200万円以上を支払っていたという人もいますので、過払い金請求は借金で苦しんできた人の救済制度とも言えます。ただし、現在も借金を返済中の場合、過払い金請求をして借金を相殺できれば問題ないですが、それでも借金が残ってしまった場合、信用情報にその事実が登録されてしまう為、いわゆるブラックリスト扱いになる可能性があります。

ですので、弁護士と共に自分の借金の状況をしっかり確認してから行うことが大切です。その他の債務整理に関しても、本当に必要かどうかをしっかり検討しましょう。

弁護士に相談する

借金の裏ワザは一見身軽になれるような気になる方法ばかりなのですが、一歩選択ミスをしてしまうと、より苦しい現実が待っています。そもそも借金の減額ができる裏ワザというのは存在していません。あくまでも上記の方法を利用して減額ができた人がいるというだけで、すべての人に該当するわけではないのです。

一番大切なのは、自分の借金がどれぐらいあるのか、どこからの借入をしているのかをしっかり把握しておくことです。すでに自転車操業状態に陥っている場合、どこから借入しているのかを把握していない人がいます。自分自身が借入した金額も場所もわからないのでは話になりません。

最終的に借金の延滞が続くようになれば、督促を受けることになるでしょうし、より苦しい状況が待っています。もしそのような状態にすでに陥っているのであれば、法的な方法を検討すること考えましょう。自分が返済できるような方法を一緒に考えてくれますし、場合によっては破産手続きなどもしてくれます。

弁護士費用が気になるという人もいるでしょうが、最初の相談は無料で受けてくれるところが多いので、まずは相談してみるということが大切です。どこの弁護士に依頼してよいかわからないという場合は、法テラスを利用してみましょう。

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裏ワザにはリスクがある

裏ワザを使って借金の減額をする場合、考えておいてほしいのがそのリスクです。例えば、債務整理を行って借金の減額に成功したとしても、それはプラスなことばかりではありません。通称ブラックリストと呼ばれるものですが、これは信用情報機関に名前が登録されるというものです。

この信用情報機関は金融機関などが信用情報を照会する際に利用するもので、ここに情報が登録されていれば、お金にどれだけ困っていても借入ができません。それだけではなく、昨今ではスマートフォンの機種代金を分割払いで払っている人が多いと思いますが、この方法も利用することが出来なくなってしまう為、一括払いのみでしか購入できなくなってしまうのです。

それ以外にも様々な不便が待っています。この信用情報機関に名前が登録される期間ですが、7年~10年と言われています。この期間にお金に困ったとしてもどこからも借入することができないのです。正規店での借入が難しいとなると手を出してしまうのが闇金です。

闇金に手を出してしまうと、現状より酷い借金地獄が待っています。そのような状況に陥らないようにしっかり考えて行動しましょう。